正看護師(難易度・道のり、家計簿) | シングルマ|シングルマザーと予備軍の知恵・情報共有のコミュニティー

正看護師(難易度・道のり、家計簿)

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シングルマにとって、とても強いキャリアとなるだろう正看護師。

向き不向きはありますが、非常に選択肢として有望と思いますので、ここでシングルマザーになってから正看護師になった、シングルマザーのwさんの実例をご紹介します。

正看護師とは無縁だった、Wさんのこれまで

高校卒の学歴であるWさんは、22歳で離婚を経験しています。当時2歳の男の子を抱えるシングルマザーでした。

「今の時代で高卒って低学歴じゃないですか。仕事を探そうにも大卒以上とか、有資格者だとか、そもそも門前払いの企業がたくさん。いつの時代も食べていくのに困らないように、いつまでも需要のある仕事がしたいと思ったのが志望動機です」

結婚していた当時は、ご主人の稼ぎで暮らしていた専業主婦。社会人経験は、高校を卒業してから結婚までの1年半しかありませんでした。

ご主人のギャンブル癖が問題になり、家族のお金を使いこまれ生活できなくなり、離婚に至ったといいます。

シングルマザーになって、正看護師を目指す!

ニーズのある資格で安定した暮らしを求めた

パートで食べていくのは正直無理だと感じたWさんは、「とれば一生食べていくのに困らない資格」が欲しいと思うようになったといいます。

いつでもニーズのある業界で、安定した暮らしを実現させたいと思ったWさんが思いついたのは、

介護職と看護職。それぞれの資格について調べて、より待遇面が厚いほうを…と思い、女性の仕事の中では給与が良い部類である看護師を選択したんだとか。

「正直ハードルは高いと思いました。それでも、将来的に困らないようにすることが大事だと。」

あまり勉強が得意ではなかったというWさん。

正看護師の国家資格取得には、国語や数学、英語といった学科試験があり、一から学びなおす必要がありました。Wさんが目指したのは、まず看護学校にはいること。そしてそこから勉学に励み、基礎学力と専門科目の習熟をして看護師の国家資格取得…という道筋をたてました。

Wさんの家計簿 看護師になるまでと、看護師になってから

気になるのが、Wさんの家計簿。

看護学校に入学するために予備校に通うことはせず、看護師になっていた同級生の受験対策用テキストをこなして自宅で子育ての傍ら勉強に励んていました。

看護学校受験までの期間

収入  母子手当(児童扶養手当)4万2千円
    養育費   1万円 
    子供手当  2万5千円

支出  家賃3万円
    消耗品費1万円
    公共料金1万円
    通信費5千円

1番の問題が、収入源が諸手当と養育費のみだということです。

学業に励みながら子育てに追われ、パートさえもままならなかったんだとか。この期間は1年にも及びますが、幸いWさんのご両親が一緒に買い物に行くなどし、その際の会計はご両親がもつようにしてくれたことによって食費が一切かからなかったため、なんとか生活していけたようです。

家は築40年の公営住宅で、環境が良くなかったとのこと。早く看護師になって、一般家庭レベルの生活をしたいと思っていた時期です。

看護学校時代…(初年度、2年次)

(入学金:10万円、預かり金30万円)

収入  養育費1万円
    子供手当2万5千円
    母子手当(児童扶養手当)4万3200円
    (※1~2年次)市からの就業支援給付金 8万円
    (※3年次)奨学金 4万円

支出  (年間授業料:50万円)  2年次分割4万2千円
(年間校外実習費:5万円) 2年次分割4200円
     家賃 3万円
     食費 1万円
     通信費5千円
     公共料金1万円
     消耗品費 1万円

入学金と預かり金は分割払いには応じられないということでしたが、年間授業料と校外実習日は初年度分割、翌年からは9月に一括での納付に応じてくれました。

離婚時にまとまった財産分与がなく、預貯金もなかったことから、市からの給付金は就業支援給付金2年間8万円をもらえることになったのが大きいですね。

預り金は、教科書や実習衣・損害賠償保険・模試などに使われ、使用しなかった分は卒業する際に清算されたということです。

3年次は市からの就業支援給付金がもらえないこともあり、通っている学校が勧めているJA北海道厚生連の奨学金制度を利用しました。

貸与金額は月4万円。看護師免許を無事に取得した後に、学校と提携している北海道厚生連の病院に勤務することが必須となるものでした。免許取得後、道内の厚生病院に1年以上勤務した場合は返還が免除されるというものだったことから、経済的な負担が少なく済むといいう制度でした。

正看護として勤務開始から現在

収入  給与 19万円
養育費1万円
    子供手当2万5千円
    家族手当 5千円
    通勤手当 5千円

支出  家賃5万円
    食費3万円
    消耗品費1万円
    公共料金1万円
    通信費5千円
    交通費1万円
    学資保険1万円
    生命保険料5千円
    

お子さんもいるということで夜勤はなく、日勤のみでシフト制の勤務形態。

多少の残業や早出はあるものの、病院に併設された保育園へお子さんが優先的に入園でき安定した暮らしを実現させました。

毎収入が増えたことによって、母子手当(児童扶養手当)の支給は終了となってしまいましたが、家計の収支は大幅にプラス

「息子が年長だった1年間は、わたしにとって社会復帰したばかりの怒涛の年でした。でも、預貯金をしっかりできたことで、小学校入学時にはランドセルと学習机を買い与えることができました」

必要になったものを買い与えることが出来た喜びを噛みしめるWさん。今ではしっかりと自分の入院治療費の補てんになる保険にも入り、リスクに備える体制も万全となっています。

正看護師としてのメリットとデメリット

国家資格をパスするために相当な勉強をしました。

高校卒業程度とはいえ、まず看護学校に入る試験が大変でした。同級生からテキストをもらえたのが大きかったですね。

あとは、看護学校時代に、年齢を重ねているせいで多少若い子とうまくいかなかったこともあります。体力的にも精神的にもかなりキツかったのは事実です。

でも、今この生活が出来ているのは本当に頑張ってよかったと思えます」

毎月決まった額の給与がもらえ、さらに病児保育にも対応した病院で働けば、子供の体調次第で仕事を休まなければ…ということも避けられる嬉しいポイントもあります。
息子さんが急な体調不良になったときも、勤務中は病院に併設された保育施設でプロが看病してくれるので安心して仕事が出来るとのことでした。



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