レジ打ちから保育士への道のり(難易度・家計簿) | シングルマ|シングルマザーと予備軍の知恵・情報共有のコミュニティー

レジ打ちから保育士への道のり(難易度・家計簿)

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離婚前までは、スーパーのレジ打ちだったSさんの保育士への道

30歳で離婚を経験したSさんは、当時4歳の子持ち。

「パートで食べていくのは厳しいのではと思い、資格を取ることにしました」

離婚前までは、スーパーのレジ打ちの仕事をしていたSさん。

正社員として勤めたのは、高校を卒業し就職したわずか2年間のみ

その後妊娠出産を経て、母にお子さんを見てもらい週に4日ほど、5時間程度のレジ打ちのパートをして家計を支えていたとのこと。

離婚の原因は夫との性格の不一致によるもので、円満離婚とはいかず調停によって離婚を成立させたといいます。

シングルマザーになって保育士を目指した理由、難易度

保育士不足というニュースでもよく見られるようになった時期だったと話すSさん。

離婚を考えていたときに高校の同窓会で再会した友人が保育士として勤務しているというのを知りました。

友人は私立の保育園で勤務をしている保育士。

給料はそこまで高くはないものの、有休もしっかりしており転勤の心配もなく、日勤で安定して暮らせているというのを聞いて、自分も保育士になれないかといろいろ探したようです。

はじめは通信講座で保育士の国家資格を取る方法を考えたそうですが、それは保育士として実際に勤務している友人に反対されたとのこと。

保育士の受験者は年々増加しており、5万人ほど。合格率はわずかに10%と、

広く認知されている職業であるにも関わらず、難関試験ともいえるレベルで、

通信講座のみでは突破できないのではと友人から指摘され考えなおしたそうです。

コスト的なものでいえば、通信講座が一番良かったと話すSさんですが、通信講座だと育児やパートの傍ら勉強にしっかりと時間を充てなければならないことに悩んだとのこと。

プライベートと勉強の時間をきっちり分けることを考え、さらにしっかり資格を取得して暮らしの基盤を作ることを考えたら、お金と時間を大きく費やすことになってもしっかりと保育士養成課程のあるところへ入学することが一番だと判断したとのこと。

保育士を目指してからと、保育士になってからの家計簿

気になるのが、Sさんの家計簿。

専門学校に通っていた時期、採用された現在の家計はこちら。

・保育士養成課程 専門学校時代…(2年間)

入学金 10万円
授業料 60万円(年間) …2年間で計120万円
施設設備資金18万円 …2年間で計36万円
維持費18万円 …2年間で計36万円
教材費 5万円 …2年間で計10万円

収入  養育費3万円
    子供手当1万5千円
    母子手当(児童扶養手当)4万3200円

支出  家賃2万円5千円
    食費2万円
    消耗品費1万円
    公共料金等2万円

出費の方が多かった時期。

保育士になるために入学を決めた専門学校への資金は、離婚の際の財産分与分で支払ったとのこと

親からは金銭的な支援は得られなかったものの、お子さんの面倒を日中学校で勉強している間見てくれたのと、食品をなにかと面倒を見てくれたのはありがたかったとSさん。

家は築40年と古い公営住宅に入居することで支出を極力抑えた生活をしていたと話します。

Sさんの暮らす地方自治体は、収入や財産に応じて最大月に10万円の就業支援金を給付してもらうことが可能です。

しかし、財産分与での資産を総合的に判断され、月4万円の給付に留まってしまったそうです。

それでもこういった支援制度は心強い限りですね。ぜひ、どういった支援制度があるのかお住いの自治体の規定を確認しておくことをオススメします。

保育士として勤務する現在

収入 給与 14万円
   子供手当1万5千円
   養育費3万円
(年2回ボーナスとして20万程度支給。年間40万を貯金している)

支出  家賃2万5千円
    食費3万円
    消耗品費1万円
    公共料金等2万円
    貯金(定期預金)1万円
    自家用車のローン 2万円
    自家用車の維持管理1万円

保育士養成課程を卒業し、無事に保育士の国家資格を取得したSさんは、地元の公立保育園に就職することに成功しました。

その結果、児童扶養手当の支給対象から外れてしまいましたが、毎月安定した収入を得られるようになりました。

保育園へのお子さんの送迎や通勤のために、自家用車の購入も果たしたのですが、ローンとガソリン代、保険代と出費をかさんだ公立の保育園に就職したことによって、年間40万円ほどボーナスの支給を受けることもでき、それを貯めておくことができているのが心にゆとりをもたせてくれていることでしょう。

保育士として暮らしていくことの将来性

公立の保育園に勤める保育士であるSさんは、地方公務員という立場になりました

保育士資格を取得したあとは、Sさんのように保育園で勤務するといっても、公立保育園と私立保育園、こども園では待遇も給与も違ってきます

一般的に、私立保育園の方が基本給は高めの推移しているようですが、公立の保育園に勤務する地方公務員である場合は定期昇給が確約されており、ボーナス支給もあります

万一、将来再婚し妊娠した場合は産前産後の休暇も補償されているので、長くキャリアを積むことが可能です。

保育園の閉所に伴う解雇も、私立保育園だと可能性がありますが公立保育園だと他の公立保育園への異動というかたちになり解雇はされません。シングルマザーとして“仕事から離れられない立場”であることを考えると、公立保育園での勤務が一番安定することでしょう。

保育園にとどまらず、広がる可能性

保育士資格は、保育園での勤務だけに限らず活躍の場を広げています。

アミューズメント施設に併設された保育スペースやベビーシッターなど、保育士資格保持者を優遇して雇い入れるところも多く、取得までは資金も時間もかかりますが将来性のある有益な資格といえます。

保育士の平均年収は35歳の時点で300万円台から400万円と、日本の世帯平均年収と同じ程度ですので、生活に困らずに暮らしていける職ですね。

年齢を重ねてからの勉学と実習は大変でした。特に、ピアノ

経験が無かったのですが、必死で努力しました。

その結果が今。

子供を抱えながらも、きちんと生活していけていますし好きな服を買ってあげる余裕も出てきています。2年、頑張ってよかったと思います」

Sさんはシングルマザーとしての生活を順調に送ることが出来ている、と満足気に語ってくれました。



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