配偶者の浮気に対処していくには、別れるにしろ、修復を目指すにも証拠が重要です。
貴女はどのような方針のもと、どこまで証拠を集めるのか、
判断の基本となる情報をお伝えしていきます。
では、どこまで証拠をそろえる?
白状させるには、メール一つでも証拠として十分かもしれません。
でも、夫や女性に慰謝料請求することを考えている場合等、もっと確実な証拠が必要になることもあります。
探偵に頼む?
探偵への依頼費用は一般の人には高額な金額です。
探偵に依頼して強い証拠をとったところで、その後、どうすればいいのか分からず、100万以上のお金を払ったのに、そのままの状態で悩み続けている方もいます。
戦うのは自分です。戦略を立て、修正しつつも、考えをもった上で証拠をそろえなければいけません。
目次
証拠をとる目的は何か?
浮気相手に警告を発したい、慰謝料請求したい、
浮気をやめさせ、関係を修復したい、
夫とさよならしたい、慰謝料請求したい、
それぞれにおいて、証拠はとても大事なポイントとなります。
あなたの狙い、目的はなんですか?
少なくとも、証拠で夫を攻めたて、裏切りを認めさせるだけということではないはず。
目的をしっかりと押さえておくことで、夫婦喧嘩の際どんなに腹が立っても、”探偵を雇ったのよ!”とは言わなくなるでしょう。
証拠が必要な理由
事実を把握するため
相手が誰なのか、どこに住んでいるのか、浮気が疑わしいけれどはっきりとは分からない、、、
そんな状況にあるときに、さらなる証拠を得ることで、より実態が把握できます。
夫婦関係に問題がない程度ならば、見過ごすこともできますが、すでに危機感を抱くほどである場合には、いつでも次なるアクションを起こせるように証拠をそろえましょう。
相手女性から慰謝料をとる!
「貴女の夫とそのような関係にはありません!迷惑です!」としらを切られたらどうします?
「そんなお金、払いません!」と、慰謝料請求が無視、軽視されたらどうします?
証拠がない場合、このような態度をとられると困ってしまいますね。
具体的アクションを起こす場合には、事実を認めさせるだけのしっかりとした証拠をそろえておきたいものです。
詳しくは、「【慰謝料】夫や愛人からとる方法」へどうぞ。
今後の判断において、主導権を握るため
浮気しているのに妻から別れたくないという夫。早く別れたいと思っている妻。
どしても夫が応じない場合は、裁判所手続きを進めていくことになります。
浮気は法定離婚事由なので、信頼関係を失うほどの裏切りの事実を証明したいですね。
逆に、
浮気夫から離婚要求を受けている妻。
夫は有責配偶者になります。
有責配偶者からの要求はなかなか実現には難しいものがあります。
浮気をしているにも関わらず、「お前が家事を全然やらないから別れたいんだ!」など、責任転嫁する夫は多いのが現実です。
裁判所では、言ったもん勝ち!ではなく、証拠で事実を示したいところですね。参考:「夫から離婚請求、理由の分析と状況」
夫への慰謝料請求
財産分与・慰謝料で、夫が全然お金をくれないことがあります。
「慰謝料は払いたくない。」「お前が悪いんだから、支払わない。」
そういったときに、しっかりと証拠をもっていれば、慰謝料請求ができます。
浮気について最初から情報を得たい方は、カテゴリトップ”【浮気】状況からの分析、今後の判断の仕方”から読み進めていきましょう。
何が証拠になるのか?
携帯メール、これが一番証拠として多いのではないでしょうか?また、最近はLINE、メール誤送信で発覚というのも増えています。
実際、カウンセリングの現場では、携帯メールを転送したものを持ってこられる場合が多いのです。
この携帯の夫と女性のやりとりをカメラ、動画で映しておく、分からないように転送転送しておく。
今後カウンセリングを受ける、その他専門家に相談することを考え、それら証拠の内容をプリントアウトしておくことをお薦めします。
夫の様子、言動を日記に記録していく。
夫が浮気を認めているようなら、その会話を録音しておく。
妻が愛人と電話等で話す機会があるなら、会話を録音しておく。
などなど、いろいろと証拠として使えそうなものはありますね。
なんでも怪しいものは保存しておくとよいでしょう。しかし、二人分のレストランのレシートというのは、証拠としては弱すぎて浮気の証拠にならないかもしれません。
これは証拠に使えそうか?内容についてもよく考えて収集しましょう。無駄になりますので、、、。
あると良いのは、ホテルに二人で入るところ、出るところ、どちらかの家に2人で入るところ、出るところの写真。
これは明らかにルール違反ですよね。
たまに、「2人で相手方女性の家で仕事の相談をしていただけだ」なんて、あくまでも浮気を否定することもありますが、
こういう発言をする夫、ますます信用できないですね。
大事な点としては、どれぐらいの期間継続して浮気をしていたか?が分かるとより良いということ。
自分で証拠を集める方法
ここまでの内容を踏まえても、まだ証拠がない、足りない、という方もいらっしゃるでしょう。
探偵に依頼する前に、自分でできることがないか、考えてみましょう。
以下内容は、実際に相談者の方がやられた事例になりますが、
あくまでも自己責任でお願いします。
上手くいきそうにない場合、夫の性格などを考え、最初から諦めて探偵に依頼した方が良いということも十分考えられます。
意外に近所で密会場所発見!
このようなことは時々あるのです。
浮気する時間帯などから、それほど遠くないなあ、と夫の車を追跡した妻もいます。
GPSで大体の場所をつかみ、何度かその近辺を車で周遊。
ある日、夫の車がアパート脇の道路に駐車されているのを発見!という妻もいます。
郵便物で居場所発見!
夫が出て行ってしまい、住所を妻に明かさない場合があります。
夫の落ち度で、その別居先住所が郵便物の内容から把握できたケースもあります。
妻は、早速そのマンションへ。
洗濯ものはどんなものが干されている?人の出入りは?近くのコンビニから観察した、というケースもあります。
携帯ロック解除できちゃった!
実際に何人かの方が、ロック解除により浮気メールをつつぬけ状態で把握されていらっしゃいました。
当然のことですが、
夫にはロック解除できていることは秘密です。
夫婦の結婚記念日など、思い当る番号を入れたところ、ロック解除できたとのことです。
>>離婚したいと考えている方
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