夫が痴漢をした、妻はどうするか?

夫が痴漢で捕まったことがあります。 

阿部のもとには、この記事を書いている今現在でいうと、毎月数件は「うちの夫は痴漢でつかまったことがあって」と、相談者から伺っています。

多いか、少ないか、、、決して少ない方ではないと思います。毎月複数件あるのですから。

痴漢の法的な事云々はここでは触れませんが、妻からの相談の実態でいうと、

実際に牢屋に入ったというケースは非常に少なく、ほとんどは、警察に捕まって、その日のうちに帰宅し、通常通り会社勤めをする、というもの。

参考:警視庁サイト(罰則などの確認)
痴漢は軽微な犯罪ですか?

牢屋に入っているケースは、本当にひどい性犯罪のケースで、大抵は、さわった云々の痴漢が多いようです。

目次

痴漢をする、という性癖を知らなかった妻

 
えー、なんで痴漢なんかと結婚するの? 

って、昔は思っていた、痴漢に家族がいるなんて信じられない、と。

しかし、実際は、「自分の夫が痴漢をやっていたとは知らなかった」ということが多いように思います。

結婚1年目で夫の正体が発覚したケースもあります。

結構、何年も経って、子供も小学生、中学生、高校生くらいになって初めて発覚した!ということが多いようです。

そして、「夫が痴漢をした」ということは、そのまま妻が知るケースもあれば、中には、個人情報なのか、なんなのか、夫が警察にお世話になったことを妻が知らないというケースもあります。

最近の夫の性犯罪をきっかけに、過去の夫の犯罪まで浮き上がってくる、というケースもあります。今までは逃げきっていたのですが、今回警察に捕まったことで、データーが照合され、過去の未解決犯罪において、夫が紐づけられた、ということもあります。

他人は「よくそんな夫と結婚しているね~」

と言うでしょうが、痴漢という仕業と、夫として、父親として、会社員として、、、関係があまりないようですね。

だから、妻としては、”夫の痴漢”というのは、本当にショックなのです。

結婚生活が幸せと思っていた結婚数年以内のケースでも、このような事件が起こります。

妻の受け止め方

夫が更生してくれるなら、、、

と言う妻は、新婚など。結婚後間もない方は、離婚について、思い悩んでいます。

しかし多くの場合は、もう子供もある程度育った時点で問題発覚になっているケースが多く、そのことろになると、もともと冷め切っている夫婦が多いようです。

そして、痴漢をなぜ?という妻の攻めに対し、非常に不誠実な受け答えをしたりします。

夫婦喧嘩の腹いせでやってみた、冤罪だ、とか。

また、まあ、普通に働いているし、普通に生活はしている、、、という状況ではあっても、その他にやっぱり何か問題があることも多い。

例えば、万引きとか。

また、夫の実家に妻からすると受け入れがたい問題があることも多々。夫の実家が裕福なことも少なくありませんが、でもなんか歪、とか。

従って、新婚を除いては、もうもともと夫への愛もない状態で、さらに夫の痴漢、そして、夫の態度を考えると、妻は”離婚したい”方向にぐっと傾いていきます。

更生させるべく、努めるか?

正直、難しい実態があります。

よく、夫の過ちについて、妻を責める人がいますね? 

夫が人様に迷惑をかけたとき、その相手方が女性の場合は、同じ女性である妻を責めたり。

よく、そういうことってないですか?

夫がやったことなのに、妻が誤る羽目になる。夫というより、言われやすい妻の方が周囲から責められるとか。

でも、妻からすると、もう夫のコントロール不能なことが多いのです

酒乱、モラハラ、痴漢、異常な性的嗜好、、、

こういうものを扱っているクリニックはネット上で見かけますが、法律などで強制的に入れることができないと、無理。

夫は、いくら妻が言っても、説得しても、通わない。逃げる。言い訳をする。

ですから、周りの人間が、「夫はストレスで痴漢行為をしたんじゃない?」というように、

何かうまい方法があって、妻ならそれをしないとダメよ、的な発言は、妻を追い込むことになるように思います。

もう、子供でないので、どうにもならないのです。

「私が痴漢の妻だったら、絶対に更生させます!」

そんなに簡単にはいかないでしょう。

あれをすれば、こうなる、、、、

そんなに簡単ではありません。

それゆえに、もう結婚生活何年も経っている妻は、夫の痴漢により、離婚を考え始めるのです。

あとは、お金の問題だけ、ひっかかるという状況です。

夫の痴漢行為について、冤罪を疑う妻は、阿部がみる範囲でいうと、いません。

妻が夫の痴漢は冤罪だ!と夫を信じるケースでは、本当に冤罪なのかもしれませんね。

阿部の離婚相談でいうと、夫は無実だと思うのですが、、、と痴漢行為を疑う妻はこれまでのところいません。

もし、貴女がそういう状況にいるなら、離婚協議書をお読みください。経済的なことが、まとまっています。

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