目次
1 自営業の夫、妻の悩みは深い
1-1 自営業を手伝っても、妻の意見には聞く耳持たず
感謝の言葉はない
決して繁盛している自営業ではありません。
妻の力を借りずにはもはや事業存続不可という、自転車操業状態の自営業に多いと思います。
生花店、建設業、造園業、設計事務所、歯科医院、印刷業、割烹、、
もう夫婦仲は冷め切っており、夫からの感謝の言葉は、次第になくなった、、、いえいえ、最初からそのような関係にはなかった。
夫は当然のように、妻の助けを借り、感謝の言葉はなし。
子育ての協力もないことが多いようです。
仕事に変なこだわりをもつ夫
妻から見ると、もっとこうしたら???と経営上の問題点を指摘したくなる場合もあるが、夫婦で協力して話し合って自営業を続けているのではない。
全く聞く耳持たず。俺には俺のやり方がある。
例えば、「今時ホームページくらいもったら?」と言っても、「俺はそういうやり方はしない」とか。
自営業だから、正す人がいない!!!
例えば、経理に全く関心を払わない夫。
商売をやる以上、金銭の扱いは非常に大事であるにも関わらず、”いやなことはやりたくない”を貫く夫。
組織であれば、誰かしらそのような夫を矯正したり、サポートする体制があるかもしれないが、自営業となると、妻がサポートするしかない。
妻は、外でパートに出て稼ぎを得たいが、自分が助けなければ、夫の仕事が廃業しそう、という状態。
1-2 自営業に嫁いだ嫁とは
自営業を手伝っても、報酬なし
家業を夫が継いでいるケース、義両親と夫の営む事業を嫁が手伝うケース。
嫁が家業を手伝うのは当たり前。一日働き、帳簿上は妻もちゃんと給料をもらっていることになっているが、一度も自由になるお金を報酬としてもらったことがない。
同居で、生活費は夫両親が面倒みてくれることもあり、文句は言えないが、そうはいっても「私のお給料は?」という不満はずっと胸にある。
夫婦円満なら問題ないかもしれないが、夫とその両親にいいようにされ、しかも一日中ずっと一緒。
夫に対する愛情もなくなり、いつの日かの決別のための貯金を蓄えることすら難しい。
嫁は蚊帳の外
妻は夫の自営業にとって、欠かせない役目を果たしている。
例えば、売り子。
店舗に立ち、接客するのは妻。
一方、夫とその両親は店の奥にいつもいる。
自営業の経営的話し合いは、全て嫁抜きで行われ、嫁は蚊帳の外。
2 自営業妻の悩み
ここまでで述べてきたように、自営業妻の役割はとても大きく、その存在なくして自営業が続けられないような状態にも関わらず、その扱いはあまりにもひどい。
年月も10年以上経っていることはざらである。
なぜ、ここまで我慢してきたのか?
それは、妻がこの家を出ていった場合、”自営存続ムリ”ということが、足枷となっている。
それはそれで困るのである。
養育費はもらえるの???ある程度はその後の生活の元手となる資金をもらわないと、生活が成り立たない。
我慢すべきか?
一応今は、不満を抱えながらも、蓄えができなくても、自営業を営み続けることができ、生活が成り立っている。
3 向上心なしの自営業
親から事業を受け継いでいるタイプ。
さらに自営を大きくしていこうという気概がない場合、貯金ができない暮らしぶりであるにも関わらず、夫は定時で帰ってくる。
そして、帰宅後は、テレビの前で寝そべっている。
仕事に対するやる気のなさ、お金が足りないのに仕事に奮起しないのである。
それだけが問題なのではなく、これに加え、浪費、暴力、性格不一致などを抱えている。
4 自営業の運転資金は周囲が提供
自営業の稼ぎの範囲内で資金を回すことができず、事業存続のために、周囲(妻、義両親、妻の両親)のお金がどんどん使われていく状態。
仕事を続けるために、お金が必要という事態に。
これは安易な起業をしてしまうタイプの夫に多い。セミナーに参加し、新しい情報を仕入れてはトライする。
その果敢な姿勢は良いのだが、あまりにも成果がでない。売上が伸びない。
しかも、それら彼のトライ&エラーの原資となるのは、本人の懐、稼ぎではなく、妻の独身時代に築いた貯金にも容赦なくお呼びがかかる。
夫が妻に強制するものではないが、自営業である以上、他に資金を提供する人がいない。
親、妻が資金を提供できている限り、自営業は存続できているのだが、、、、どんどん資金が減っていく。
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