乳液とクリーム。

どちらもスキンケアのうしろのほうで使うアイテムですが、その違いはご存知ですか?
スキンケア用品をラインで買うと、セットになっていることも多いですよね。
「ということは、一緒に使っても大丈夫?」と疑問に思う人もいるでしょう。
「あれ、どちらも同じ役割じゃないの?」と思う人もいるかもしれません。


この記事では、乳液とクリームの違いやそれぞれの特徴、使い方を解説します。
違いがわかることで、肌にあったスキンケア方法がわかるようになりますよ。

一緒に使って大丈夫?乳液とクリームの違い

乳液とクリームはどちらも「保湿」が目的

乳液とクリームは、どちらも肌を保湿するためのスキンケアアイテムです。
洗顔と化粧水をした後に水分の蒸発を防ぐため、そして油分を肌に与えるために使用します。(※1,2)

「洗顔で皮脂や汚れを落としたのに、また油分をつけるの?」
と思われるかもしれませんが、適度な油分は肌を保護するのに欠かせない成分です。(※3)

洗顔をした後は必要な皮脂まで落としてしまっていたり、皮脂がないために水分が蒸発しやすくなっていたりするため、油分が配合されたスキンケアアイテムの乳液やクリームなどでフタをする必要があるのです。

乳液とクリームの違いは「配合バランス」

乳液とクリームの主成分は、

  • 水成分
  • 油成分
  • 保湿成分

ということでほぼ同じ(※4,5)
「入っているものが同じなのに違うアイテムってどういうこと?」と思う人もいますよね。
乳液とクリームの大きな違いは、成分の配合バランスにあります。
乳液は油分が少なく(※6)、比較してクリームは油分が多く(※7)配合されているのです。

もちろん、商品には主成分以外にも配合物が含まれているため、
アイテムごとに異なるメリットがあります。
購入する際は、ほかにどんな成分が入っているのか確かめると、
肌にあったものを選ぶことができますよ。

悩むなかれ!乳液とクリームは両方つけてOK

乳液とクリームは配合バランスに違いはあれど、主成分はほぼ同じということがわかりました。
毎日スキンケアしていると、このふたつを一緒に使っていいのか悩むという人もいますよね。

結論を言うと、乳液とクリームは両方一緒につけてOK!
両方一緒につけたからといって、肌に害が出るということはありません。
乳液もクリームもラインで使うことを推奨しているブランドもありますし、乳液かクリームかを選んで使う場合もあります。

また、大手メーカーや専門家によると、両方使うことで保湿力が高まると考える場合もあるそうです。(※8,9)

ただし、どちらも油成分が入ったぽってりとした感触が特徴のアイテム。
両方使うことを推奨しているアイテム以外だと、つけた感じが少し重たいかもしれません。
よって、季節ごとや自分の肌質によって、使い見分けてみましょう。

正しい順番は?乳液とクリームを塗るタイミング

乳液とクリームは、肌の水分や油分、化粧水を蒸発させないために使うと説明しました。
よって、洗顔後、化粧水をした後に使うのがベストなタイミングなのです。

一般的には、

      1. 洗顔
      1. 化粧水
      1. 乳液
      1. 美容液(はだぎわの場合は化粧水の後に美容液)
      1. クリーム

の順番とされています。(※10)

同じ保湿を目的にしているのに、クリームよりも乳液を先につける理由は、
科学的な根拠はありませんが、油分が多いほうを後につけることで、
水分の蒸発を防ぐためのフタとしての効果を見込んでいるのではないかと、予測できます。

40代はエイジング乳液&クリームを使うべき?

答えはYES!ですが、保湿に関しては、どの商品を使うかよりも、
「きちんと保湿できるのか」のほうが大事かもしれません。

ある研究では、エイジングケア(※)アイテムに特定せず、
保湿スキンケアでシワの改善が見られること。
化粧水をつけ、乳液やクリームなどの油分が配合されたスキンケアアイテムでフタをすると、
肌の状態を整えられることを報告しています。(※11)

また、それこそがスキンケアという行為そのものを表している、ともしているのです。(※12)

エイジングケア(※)に特化したスキンケアアイテムを使うのはもちろんいいですが、
保湿力が高い乳液やクリームをたっぷりと使うケアを試してみるのもいいかもしれません。
気軽にできる感じが魅力的ですよね!

※年齢に応じたお肌のケア

スキンケアの仕上げには乳液やクリームを使おう

どちらも保湿の働きをする、乳液とクリーム。
違いは水分と油分の配合バランスの違いだということがわかりました。
洗顔後、化粧水をしたらそのまま美容液でフィニッシュ!という人もいるかもしれませんが、
今一度スキンケアの順番を見直し、乳液やクリームを導入してみましょう。

一緒に使ってもいいですし、お好みのほうだけでも大丈夫です。
乳液とクリームでしっかりとした保湿を行い、肌の状態を整えましょう。




【参照サイト】
※1,7 クリーム|日本化粧品技術者協会 https://www.sccj-ifscc.com/library/glossary_detail/464
※2,4,5,6 乳液|日本化粧品技術者協会 https://www.sccj-ifscc.com/library/glossary_detail/1208
※3 皮脂|日本化粧品技術者協会 https://www.sccj-ifscc.com/library/glossary_detail/1364
※8 乳液とクリームの違いを解説!肌状態に合わせて選んでみよう|KOSE https://maison.kose.co.jp/article/g/gskincare-20200327/
※9 乳液とクリームは両方使うべき?美容皮膚科医が教える本当のスキンケア法|hadato
https://hadato.jp/article/milkyloton-or-cream
※10 スキンケア化粧品の基本的な使い方|資生堂 https://corp.shiseido.com/listener/jp/cfe00100.htm
※11,12 スキンケア化粧品のコンセプトの変化ー角質を保護することの重要性|岡野由利
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/50/2/50_91/_pdf/-char/ja