40代になると気になる、頭皮のニオイやベタつき。
シャンプーを替えてみたけど、いまいち効果が分からない。もしかするとそんな人は、シャンプーの方法が間違っているのかもしれません。

この記事では、40代の健康な頭皮を作る、正しいシャンプー方法についてご紹介します。

シャンプーの目的とは?

年齢や性別に関わらず、普段からしているシャンプー。
生活の一部になっているので、その目的についてあまり考えることがないのではないでしょうか。

シャンプーは、頭皮と頭髪の汚れや皮脂などを洗い流し、ニオイやベタつき、かゆみなどを取り除くことと、髪にツヤを与え、まとめやすくすることが目的です。

頭皮環境の悪さは、抜け毛や薄毛などのトラブルにつながります。
経年によって髪や頭皮のニオイやベタつきが気になったり、薄毛やごわつきなど今までにないトラブルに見舞われたりしている人は、今一度シャンプーの方法を見直して、頭皮のケアをしてみませんか?

毎日でもOK?シャンプーの頻度について

みなさんはどのくらいの頻度で、シャンプーを使った洗髪を行なっていますか?
どんなに忙しくても、1日に1回はするという人が多いのではないでしょうか。

どのくらいの頻度でシャンプーをすると髪や頭皮の健康にいいのかといった詳しい研究はされていませんが、皮膚科医による情報発信のなかには、しすぎるのは禁物だという声があります。
1日1回なら、し過ぎになりませんが、2〜3日に1回の使用でもいいのでは?という話も聞かれます。
汗をかいた日や、頭皮の脂やフケがひどいと、日に何度も洗いたくなるかもしれませんが、洗髪のし過ぎはかえって皮膚障害を起こす危険性があるので、注意しなければなりません。(※1)

ポンプ1回?何グラム?正しいシャンプーの量とは?

シャンプーは泡立てたら、頭皮全体、髪の毛全体に行き渡らせる必要があります。
よって、それぞれの人の髪の多さや長さに合わせて、1回の洗髪に必要な量が変わります。
また、汚れていれば、自然と使う量が増えるでしょう。

使用量の目安は、500円玉の大きさの量をポンプ1回(3g)としたとき、
ミディアムなら2回ほど(約6g)、ロングなら3回ほど(約10g)になります。
(※2)

お使いのシャンプーの泡立ち具合を見ながら、量を調整してみてください。

いつもシャンプーを効果的にする3つのこと

髪と頭皮の清潔さや、健康に欠かせないシャンプー。

洗うだけなので、特別なテクニックはいらないように感じられますが、シャンプー前や後にちょっとしたことを取り入れるだけで効果が変わります。

シャンプーを髪と頭皮の健康や美容のためにしたいという人は、ぜひ参考にしてください。

ブラッシング

シャンプー前のブラッシングには、髪のもつれを取ったり、髪や頭皮の汚れを浮かせたりする効果があります。
以前、ブラシッシングについてのコラムでご紹介した通り、
髪がもつれたり、絡んだりしたままブラッシングやシャンプーをすると、頭皮に負荷がかかり、傷つく原因になります。

シャンプーしやすくするためにも、まずは毛先の髪をとかし、順を追って根本をとかしてください。
頭皮周りは、やさしくマッサージするようにとかすと、血行がよくなり、結果、髪や頭皮全体の健康に効果をもたらします。

予洗い

予洗いは、シャンプー前に髪を濡らし、ちょっとした汚れを落としたり、シャンプー通りをよくしたりする狙いがあります。
十分に濡らすことで、シャンプーの泡立ちがよくなり、頭皮が洗いやすく、髪同士や指との摩擦が少なくなるのです。(※3)
ある研究では、予洗いするほうがより爽快感を感じ、疲労を少なく感じるという結果が出ています。(※4)

予洗いしないという人もいるかと思いますが、シャンプーをより効果的にするためや、髪や頭皮の健康のために取り入れてみるのはいかがでしょうか。

タオルドライ

洗髪後の髪はやわらかく、ツヤになるキューティクルが剥がれやすくなっています。(※5)
洗髪後のタオルドライは、できるだけやさしく水分を取り除くようにしましょう。

タオルでガシガシと擦るのは厳禁です。

タオルで髪を包み、叩くようにして水気を吸い取るようにしてください。
髪の根本は、タオルを被ってその上から指の腹を使い水分を拭き取ります。髪を乾かすときは、根本の水分を先に取り除くと、髪の毛全体が乾きやすくなりますよ。

シャンプー後のリンス&コンディショナーは必要?

シャンプーでの洗髪後に、リンスやコンディショナーを付けるという人は多いでしょう。
リンスやコンディショナーは、髪に油分を与え、くし通りをよくし、静電気を抑える効果をもたらします。

一方で、殺菌効果がある陽イオン性界面活性剤が含まれているので、頭皮への影響が気になるという人もいます。(※3)

一概に使ったほうがいい、使わないほうがいいということは言えませんが、女性は40代になったあたりから皮脂分量が減っていく(※6)ので、シャンプーの後にはリンスやコンディショナーなどのトリートメントケアを取り入れるほうが、健康的で美しい髪にすることができるのではないでしょうか。

それぞれの髪や頭皮の状態を見極め、使用の有無を決めましょう。美容師さんや皮膚科の医師に相談して、どんなシャンプーケアが自分に合っているのか聞いてみると安心です。

頭皮をきれいに。シャンプーで40代の美髪を作ろう

シャンプーの目的や、いつものシャンプーがより効果的になる方法をご紹介しました。

たかがシャンプー、されどシャンプー。生まれてからずっとしてきたヘアケアのひとつですが、正しい方法を知ることで、髪と頭皮の健康や美容に役立てることができます。
薄毛や抜け毛など、加齢に伴うトラブルを未然に防ぐために、ぜひこの記事で紹介した方法を取り入れてみてください。

【参照サイト】
※1 薄毛・脱毛の予防ケアのために|富士産業研究開発センター
https://www.fujisangyo-lab.com/mulberry/care.html
※2 Qシャンプーやコンディショナーの使用量の目安は?|花王
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/8-
※3 シャンプー|日本化粧品技術者協会
https://www.sccj-ifscc.com/library/glossary_detail/767
※4 洗髪技術のエビデンスに関する研究 ~予備洗いの有無による清浄度と快適性の検討~http://www.fukuoka-pu.ac.jp/academics/nurse/bulletin2/6_1pdf/6-1_5.pdf
※5 美しく見える髪の構造
https://annex.jsap.or.jp/photonics/kogaku/public/39-11-kaisetsu1.pdf
※6 女性頭髪の加齢変化https://www.jstage.jst.go.jp/article/skinresearch1959/37/6/37_6_722/_pdf/-char/ja