しわ対策のポイント

保湿を心掛け、肌を乾燥させない

しわの原因は主に、乾燥と紫外線。

冷暖房の効いたオフィスで過ごす場合、快適な反面、肌は乾燥にさらされることになります。

肌が乾燥すると肌表面の角質層がはがれやすくなり、隙間が生じ、その隙間から肌内部の水分が蒸発し、表皮が水分を失うことでしわができます。

基礎化粧品で保湿をしっかりとすることで防ぐことができます。

紫外線から肌を守る

紫外線は真皮にまで達し、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えるため、徐々にしわ、たるみができてしまいます。

紫外線といったらシミの原因と認識している方は多いでしょう。

しかし、紫外線はシミ以上に美の大敵、しわ、たるみの原因なのです。これ、あまり認識していない方は多いのではないでしょうか?

直した方が良い癖は直す

あえて挙げるとすれば、眉間のしわでしょう。

悩み事があるとき、つらいとき、ついつい眉間にしわを寄せたくなります。

が、

そのような顔をしても、いっこうに楽にはなりません。自分の顔をもっと大事に、不要なしわをわざわざ作る癖は直したいものです。

しわは大きくわけて3種類

しわは、表皮性しわ、真皮性しわ、表情しわに大きく分類できます。

表皮性しわ(乾燥が原因)

表皮の乾燥によってできてしまうのが表皮性しわ。発生し易いパーツでいうと、目元、口元。

深く刻まれたしわといよりは、”小じわ”として表れます。

初期のものは保湿で対処することができますが、対処せずそのままに放置しておくと、よりやっかいな真皮性しわに移行します。

保湿をすれば防いだり、改善できるのですから、しっかりとスキンケアで保湿したいですね。

真皮性しわ(乾燥、紫外線、老化が原因)

肌の乾燥を放置すると、表皮の問題からさらに深まり、真皮のゆがみで生じる真皮性しわができます。

これは、真皮にあるコラーゲンやエラスチンが破壊され、肌のハリ、弾力が失われたことが原因です。

コラーゲンやエラスチンは紫外線や老化によっても破壊されやすく、真皮性しわは真皮の問題のため、肌表面の保湿のみで対処することは難しいとされています。

特徴としては、小じわの表皮性しわに対し、真皮性しわは、深く、はっきりとしたしわとして表れます。

表情じわ

悩んだ表情で眉間にしわを寄せていたら、眉間に深い一筋のしわが刻まれてしまった、、、

驚いた表情をしながら人と会話をしたり、目をぱっちりと開こうとした結果、額にしわを作る人、、、

笑う際に目じりにしわを複数本作って笑う人、、、

いづれも、若いころはなかったものの、加齢とともに表情で作ったしわが消えずに定着してしまいます。

これは筋肉のこわばりによるもので、部位によっては自らの表情を気を付けることで防ぐことができます。

すでに表情しわができてしまっていても、眉間にしわを作らないように気を付け、セロテープを張るなどして頑張った結果、しわがなくなった人もいます。

また、注射(ボトックス注射)で筋肉のこわばりを緩めるという対処方法もあります。