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別居の仕方、状況別アドバイス

<ページ内目次>
1 別居に至ったきっかけ別に状況分析
2 別居時の引っ越しの仕方
3 最低限、別居で所持するもの
4 別居の準備は何をすべきか?
5 別居期間についての考え方
6 別居中の心配ごとについて、まとめ。
7 別居に関係する法律
8 別居関連時事

別居と一言でいっても、いろいろな別居があり、それぞれどうするべきか?は異なります。

短期間の別居もあれば、冷却期間の別居、離婚までの別居、離婚を諦めての別居、等があります。

別居のタイミングを誤ったためにその後の証拠集めができなくなった生活費が勝手に減額され貯金を切り崩して生活している、別居後自宅に戻ったら夫の態度が全然変わってしまった、、、、

しっかり専門家のサポートを受けて、手を打てるところは打って、最善を尽くした上でのリスクにとどめたいところです。

※貴方が夫で、妻が出ていってしまったという方はこちら

 

1 別居に至ったきっかけ別に状況分析

1-1 しばらく冷静に考えたいので、、、夫が自宅を出るケース

夫が勝手に家を出て行ってしまうケース、妻との話し合いの元で夫が出て行ってしまうケースがありますが、

対応として非常にもったいないのが、「しばらく冷静に考えたいので、妻子から離れて一人になりたい。」と夫が言い出し、妻が了解してしまうこと。

妻と愛人の間で揺れ動く夫、決して夫婦仲は悪くないのですが、同時に愛人のことも好きであり、悩んでいます。

妻、子と離れて暮らすということは、最初寂しく、罪悪感があっても、慣れて行ってしまうものです。

愛人の夫婦引き離しが一段階成功したとも、取れます。

しかし、妻は経験不足から、「夫がそんなに言うなら」ということで夫が出ていくことを了承してしまいます。

ここは、もっと先のことまで考えて対応すべきと思います。
 
そんなこと言って出ていった夫、じゃあ、今度はどんなことで同居状態に戻れると思う?この点、想像しておくべきでした。

1-2 夫が勝手に出ていったケース

相談ケースとしては、夫が勝手に出ていくことが多いです。

そして、原因は夫の浮気の場合がほとんど

浮気がすでにばれていることもあれば、まだ発覚しておらず、

「もうお前と一緒に生活するのは嫌だ」「全然大事にしてくれない」等、浮気を隠して家を去ることもあります。

そして、出て行った先の住所は妻に知らせないことが多いようです。

妻に行き先を知らせたケースでは、夫の実家、同じ市内のウィークリーマンション、もともとの所有マンション等。時々自宅に戻り、子供と遊ぶ夫もいれば、電話かメールだけの夫もいます。

もっとも、妻の方も夫がバレナイだろうと思っていた賃貸借契約書や、郵便物などで夫の別居先をつかむことも少なくありません。

かなり、夫婦関係は危機的と言えますが、貴女の経済状況を考え、今後の対応を考えていくことになります。

できれば夫の様子がおかしくなったらすぐに、それが過ぎてしまったならば、今すぐ、専門家に相談したいですね。貴女の今後の対応、見通しを明確にアドバイスしてくれます。

1-3 妻が自宅を出るケース

離婚の決意が固まったが、夫が拒む場合

もう我慢の限界!こんな夫とは離婚する!

そう妻が決意しても、夫が離婚届けにサインしてくれなければ離婚できません

同じ家に住みながら話し合っても、夫は妻の真剣な気持ちを理解せず、軽く考えているようです。

このような時に、準備をした上で別居に踏み切るというのも良いでしょう。

合わせて婚姻費用の分担請求をして、戻ってこない妻と婚姻関係を続けるうま味を減らすことも効果的かもしれません。

もう精神的に限界!突然妻が家を出るケース

夫と一緒に暮らしていてはもう精神的に限界。

性格の不一致、嫁姑問題等により、日頃大きな不満をためていた妻

あるとき、決定的に妻にとって許しがたい出来事があり、突発的に家を飛び出ることがあります。

帰る先の実家があってのことですが、妻の堪忍袋の緒が切れ、離婚の決意は固いです。

突然のことで夫は泡を食い、妻も服などほとんど自宅においてあるまま、という突然の別居開始です。

冷却期間を取りたいと、妻が自宅て別居

夫婦喧嘩は絶えなかったけれど、それでも楽しいときもあり、まだお互い未練があるので、離婚は避けたい。

現状において、妻は非常に精神的につらいので、楽になりたいという気持ちもあって実家、や近くのアパートなどに一時別居します。

夫との連絡も時々はとるのですが、約1か月後、そろそろと思って、夫に戻ることを連絡。

妻にとっては意外な夫の反応

この1か月で夫の態度がガラッと変化し、「もう戻ってこなくていい。離婚しよう。」とはっきりと離婚を決意するまでになってしまっているのです。

妻は当然、戻ってまた夫と一緒に生活すると甘く考えていたのですが、、、。

”別居する”ことを甘く考えて行動してしまったこのようなケースはよく聞かれます。

他のカウンセラーに冷却期間の別居を薦められた、という方もいます。先ほどもお話しした通り、

じゃあ、次はどんなことで同居状態に戻れると思う?この点、確認しておくべきでした。

性格の不一致、夫の浮気などが原因で夫婦喧嘩が絶えない場合、しばらく冷却期間をおこう、ということで夫又は妻が自宅を出ることがあります。

概して、このような別居は、冷却というか、離婚に進む可能性が高いようです。

そうは言っても、もう限界なんです。

別居は離婚に向かってのアクション

夫婦修復の可能性が残っているケースでは、”同居”をできる限り保ちましょう。【夫婦修復】破綻状況から見る対策・可能性

夫婦が別居をすることを、浮気相手の女性は待ち望んでいるのですから、彼女の差し金通りに動くことはないのです。

そうはいっても、もう一緒に生活することは無理だと思ったから、別居しているんです、、、

そうですね。ただ、その場逃れの判断ではなく、その先の流れも考えて、別居のタイミング、準備を進めてからにしましょう

別居前に準備すべきことがあった人と、仕方ないのでこのまま別居を遂行するしかないケース、人それぞれです。貴女は今何をすべきか分かりますか?

理想的には、全体方針を立てたうちの一つとして、別居をまず遂行する、という位置づけにしたいところです。

夫から追い出される

ある日、夫婦喧嘩を機に玄関から外に追い出されます

「もう二度とも度ってくるな!」と夫から言われ、携帯、財布のみの所持品だけ持たされ、締め出されます。

その他、

夫と一緒に買い物に行き、帰り道、妻の実家前で車から降ろされ、「もう帰ってくるな」ということもあります。

もともと不仲ではありましたが、あまりにもひどい仕打ちです。

妻も、こんなひどいことをする夫とは離婚しようと決意します。本当にひどい話ですが、こういう目にあう妻、時々います。

<関連記事>
妻の別居先 | 家庭内別居の実態・今後

 

2 別居時の引っ越しの仕方

2-1 準備の段階で運び出す

夫に内緒にしつつ、別居を計画しているならば、自分が自宅を出る時には、必要なものはすべて別居先に引っ越しておく方が良いでしょう。

実際、ほとんどの方はそのようにされています。

夫にとっても必要で、引っ越しの荷物を巡って別居後にトラブルになることは避けたいですね。

各自事情・状況が異なりますので、一概には言えませんが、ガサツなこと、火に油を注ぐことは避けましょう。

また、別居してから、夫に「残してある荷物は処分しないでください」と言っても心配ですね。

これも各自の事情、夫のタイプによって異なりますが、夫婦関係が非常に悪化し、夫が厳しい対応をとってくる可能性があるならば、残しておく荷物は処分される可能性あり、と考えても良いでしょう。

勝手に別居した妻への、夫の怒りの気持ちを想像して、お考えください。

2-2 突発的に家を出た場合

夫婦喧嘩で妻が家を飛び出し、突発的に別居が始まった場合について。

このような場合、事前に引っ越しをしておくことは無理ですから、衣服等、ほとんどすべてのものを自宅に残していくことになります。

過去事例では、突発的に家を出た後、後日、電話などで夫と連絡を取り、最小限の衣服などを取りに行くことがあります。

本格的な荷物の引っ越しは、離婚の協議の最中や、離婚後、日時を決めて行うことが多いようです。

突発的に家を飛び出すケースでは、以前より妻が不満を募らせていたものの、ある日の夫婦喧嘩で突然堪忍袋が切れて、衝動的に家を飛び出すということなので、別居の準備は一切していないことになります。

どのような別居の仕方であれ、家を出た後に、自分の所持品を勝手に処分されてしまった、という事例は実際はあまり耳にしません。

↓世代ごとに抱えている問題にも傾向がありますので、併せてご確認を↓ 

 

3 最低限、別居で所持するもの

財布、携帯、保険証

この3つは必須です。
突発的な別居の行き先は実家が多いので、衣服などは母親のものを借りる等、どうにかなることが多いのでしょう。

これに続いて、衣服、子供用品、車に乗って別居先に行く場合は車、となります。

家具を引っ越しさせるケースは少ないように思います。

車に関しては、夫、妻が各自で1台つづ持っているケースでしょう。

 

4 別居の準備は何をすべきか?

離婚前に別居をする場合は、できるだけ準備をしっかりとしておきましょう。

夫の暴力などにより、危険を感じ即別居することが望ましい場合もありますが、大体は、別居を決断するまでに時間があります。

前でも述べました通り、全体の方針を立て、それに沿ったうちの一つとして別居の準備を開始します。できれば、方針立てや、内容証明等について専門家のサポートを受けた方が良いでしょう。

4-1 勝手に家を出ていい?”理由があっての別居”を明らかに

別居は、勝手に家を出てしまえばいい、というものではありません。

後々、勝手に出て行ったことを責められてしまったり、生活費に困ったりと問題が生じることがあります。

世の中、いろんな妻がいます。

浮気をして勝手にでていってしまう妻
突然家事育児を放棄して実家に帰ってしまう妻・・・
実家にいるのが楽だからと、里帰りしっぱなしの妻、、、

貴女はそのような妻ではなく、夫との性格の不一致、夫の繰り返す浮気に悩み疲れた等、ちゃんとした事情があって別居をお考えなのでしょう。

自分にはちゃんと理由があって、夫と別に暮らすということが、はっきりと分かるような形で別居を始めましょう

具体的にどうするのか?

このような状況に追い込まれている妻は、稼ぎが十分でないことは多いのです。

実家に戻るから、生活費はいらない、と思っているかもしれませんが、もらえるものはもらっておきましょう。

つまり、婚姻費用分担請求のことです。

>知らないと損する、婚姻費用分担請求
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5 別居期間についての考え方

5-1 貴女の離婚の意思がまだ固まっていないなら

まだ、夫への未練がある、自立してやっていく自信がない、諦めがつかない、、、

もし、貴女が離婚の決意が固まっていない状況ならば、できれば別居はやめておいた方が良いでしょう。

でも、どうにも夫婦喧嘩を重ねてきて、夫に改善を求めているのに全然改める様子がなく、ショックを与えるためにも別居をした方が良い、とお考えならば、、、、

別居は数日間程度、短く抑えておいた方が良いです。

まだ妻が結婚生活の維持に諦めがついていない段階で、ある程度の日数の別居をすると、もう既に、自宅が帰る場所でなくなってしまうことはよくあるのです。

また、

別居してまた自宅に戻る、ということをしても、また数年後に別居する。

というケースや、

別居して自宅に戻って、また同居を続ける

というケースもありますが、

本質的な問題はそのままにされていることが多く、別居したからよりが戻ったというようなことはあまりない、という実情があります。

5-2 夫から離婚要求を受けている場合の別居期間

夫はすでに自宅を出ていき、妻へ離婚要求をしている場合です。

妻は、あまりにも一方的な離婚要求に対し、ショックを受け、途方にくれます。

徐々にもう修復が無理と悟り、夫への愛着も失い、諦めがつきつつありますが、経済的な不安が大きく、簡単には離婚を受け入れられません。

また、何の謝罪もなく、簡単に離婚を言い出す夫の要求をそう簡単に受け入れたくありません。

このような状況の妻からのご相談では、ほとんどの方が別居3年以内です。

夫の離婚要求開始後、1年を超えたころ(2,3年とか)に、夫も弁護士を雇って、本格的に離婚要求をかけてくることが考えられるので、特に、30代で子供のいないケースなどは多くの場合、3年を超えるほどには長引かないのではないでしょうか。

阿部の相談状況は、30代~40代のご相談が中心なので、いらした時点で3年以内の別居中の方がほとんどです。

関連記事
夫から離婚請求なぜ?の分析と状況
40代の特徴。貴女の今の状況、心配ごとはコレ
30代の特徴。迫る出産、再婚のリミットと経済不安。

50代の特徴。死、定年を意識した夫の浮気。

5-3 夫が離婚を受け入れてくれない場合の別居期間

離婚を進めるために、別居を開始。

中には、夫を自宅から追い出す妻もいます。婚姻費用分担請求などで、夫を離婚へプッシュする方法もあり、苦労しながらも、夫婦間の協議で離婚成立することがほとんどですが、、中には、結婚にかなり執着する夫がいて、妻は大変な思いをします。

夫へ離婚を切り出したら意外とあっさり受け入れた、

別居後、内容証明を出したら、夫が激怒し、離婚を受け入れた、

気分にむらがあるが、気分良いときに離婚を受け入れた、

相談を受けている印象では、別居から1年以内で離婚が成立している印象を受けます。

それ以上伸びるのは、手段をとっていないか、夫の性格によると思います。

離婚したい場合のアクションについてはこちらを読み進めてください。

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6 別居中の心配ごとについて、まとめ。

6-1 当然のことながら経済面

夫からの生活費がいつ途切れるか?

非常に大事な部分ですので、別記事にてしっかりと説明しております。

知らないと損する、婚姻費用分担請求こちらをご覧ください。

6-2 別居期間中に夫が借金していたら?

もしかして夫が死亡したら、借金は相続するの?

夫に借金癖がある方、事業をしている方、、、このまま別居を続けているとリスクが生じることがあります。
知らなかったでは済まされない、相続のこと。
そして、相続はプラス財産に限らず、マイナスの財産も対象になります。

いったいどうすべきか?これも、別記事にてまとめて説明したいと思います。借金、金にだらしない夫との今後、妻が知っておくべきことをお読みください。

適性チェック

6-3 別居中の「保険証の困った!」

今は、家族一人一人がカードを持っていることが多いので、あまり問題にならないかもしれません。

が、まだ世帯で一枚を使っている場合は大変です。

病院に行きたいけれど、保険証がない。

また、音信不通の夫が勝手に仕事をやめて、それを知らずに病院に行った妻の保険証が無効、ということもあり得ます。

いったいどうすべきか?保険証が無い場合をご覧ください。

6-4 病院から突然の連絡!

別居で音信不通中の夫が、もし入院したら?どうなるのでしょうか?

夫自身に支払い能力がある場合や、他に親密な人がいる場合は、長年別居している妻のもとに連絡はないかもしれません。

しかし、身寄りのないような状況だったりすると、

夫が入院費用を支払うことができない場合、病院から”妻”ということで入院費用の請求が来る可能性があります。

妻が支払う義務がある、とは一概には言えませんが、他に誰も支払うことができる親族等がいない場合は、妻が支払うことが”期待される”かもしれませんね。

実際、そのような事態になって大慌てをする妻がいます。

夫の意識のあるうちちゃんと整理して決着をつけておきたかったけれど、もう手遅れ。

このような事態になると、いろいろと面倒なこと、分からないことだらけになるので弁護士を代理人に立てて進める可能性が高くなり、費用もかかってきます。

こういうリスクも考えて、別居状態を放置しておくのかどうか、考えておきましょう。

6-5 長期間の別居、年金分割できるの?

面倒な心配事が60代に入るとまた復活し、心配に思う気持ちが強まってくるようです。

もう別居生活30年におよび、これから再婚したいわけでもない。
だから、離婚する必要性は特にはないけれど、相手方配偶者によって迷惑な影響を受けたくない。

離婚をした方がいいようにおもうけれど、相手方とはずっと音信不通で今さら連絡を取りたくない。

60代に入ったあたりから、こういう心境になり心配になってくる方がいらっしゃるようです。

そして、エネルギーを使ってまた相手方と連絡をとり、離婚するかどうかの判断の基準となるのが「年金分割」。

離婚で年金分割をすることで自分にメリットがあるようなら、離婚を考えてみよう、と思うようです。

別居と年金分割の関連について、抑えておきたい方は、長年の別居夫婦。年金分割できるのか?をお読みください。

>>妻の別居先

 

7 別居に関係する法律

第752条夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC752%E6%9D%A1

仕事での事情、例えば単身赴任等ような正当な理由がある場合を除き、夫婦は同居することが義務づけられています。

そのため、夫との生活に耐えられず、やむを得ず家を出て別居する場合も、ちゃんと理由があって家を出るということを知らしめておく方が良いでしょう。

第760条夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC760%E6%9D%A1

どケチな夫でご紹介しましたが、不仲の夫婦において、夫との妻の間に経済格差が生まれることはよくあります。

専業主婦・パートの妻が、事情から別居せざるを得ない場合は、この法律により婚姻費用を請求するという方法があります。
詳細は知らないと損する、婚姻費用分担請求をご覧ください。

こういうこと以外にも、そもそも、自分でやるか、行政書士に依頼するか、弁護士に依頼するか、判断が必要です。

お金がかけられるかたは、全部まとめて弁護士に依頼すると楽でしょう。

しかし、そうでない一般の方は、当方にてこれまでの内容証明発信の実績と貴女の状況を照らし、今後についてご相談可能です。

 

8 別居関連時事

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