ニキビ用の化粧品を買ってもなかなからない。試行錯誤いろいろ試してきたけれど、改善しない。
阿部も長年ニキビに悩まされてきた過去があります。いろいろよかれと思って自分なりに対処していたのですが、今思うとダメダメなことを平気でやっていました。
雑菌が原因なら乾燥させよう、とか、肌用の消毒液で肌を拭き、洗顔後は何も塗らないで肌をパリパリの状態にしておく等等。
では、いったいどうすればよかったのか?すぐに実行に移せそうなものから順に挙げてみました。
①スキンケア(保湿、マイルド洗顔)
②便秘解消
③脂肪摂取を控える
④ストレス発散
スキンケア(保湿、マイルド洗顔)
保湿ケアで乾燥を防ぐ。
乾燥が大人ニキビの原因にもなることがある、これは驚く方も多いことでしょう。
ニキビというのは要は毛穴のつまりなのですが、皮膚の乾燥で角質が固くなる、ターンオーバーの遅れで角質が厚くなることで毛穴が詰まり、ニキビができることがあるのです。
ニキビというと脂っこい肌の人に多いですが、その逆の皮脂が足りない乾燥肌の人もできやすいのです。20歳代をピークに皮脂は減り続けるのですから、大人ニキビについては乾燥が原因の可能性があること、頭に入れておきましょう。
10代のニキビ:
男性ホルモンの分泌が増えることで皮脂分泌が多くなり、皮脂を栄養とするアクネ菌が増殖して毛穴がつまってニキビができる。
大人ニキビ:
ストレス、乾燥、便秘などが原因。
したがって、洗顔後は、保湿ケアで肌の水分蒸発を防ぐようにしましょう。
洗顔はマイルドに留める。
細菌による炎症でニキビが悪化するのを防ぐために、洗顔は欠かせません。
毛穴の汚れはしっかりと取り除きたいのですが、そうかといって洗浄力の強い洗顔料を使うと肌の乾燥が進みます。
”汚れを落とす!”ことに重点を置いた強い洗浄力のものは、肌バリアを壊し、さらに皮脂を取りすぎて、逆に皮脂分泌が過剰になるという逆効果を招きます。
特にメイクをする人は、メイクをしっかり落としつつも、肌バリアをできるだけ壊さない洗顔をするという難しいバランスの実現を目指したいですね。
便秘解消
ニキビの原因の一つに便秘があります。腸に弁がたまると毒素が血液によって体中を巡り、皮膚の代謝が滞ってニキビができやすくなります。
便秘解消には、食物繊維をよくとること。コンニャク、納豆、おから、海藻、ゴボウ等を豊富にとって腸内をきれいに保ちましょう。
腸内をキレイに保つと、ビタミンB2の合成が促進され、脂質、糖質の代謝を促すとともに、過剰な皮脂分泌を防ぐことができます。
ビタミンB2:代謝を助け、皮膚や髪を健康に保つ役割
ビタミンB2が不足すると、皮脂によって肌がベタつき、ニキビができたり、小鼻がブツブツしたりします。ビタミンB2は体内で蓄えることができないので、毎日食事から摂取しなければいけません。
ビタミンB2を含む食材
レバー
うなぎ
焼きのり
青のり
ひじき
カマンベールチーズ
納豆
きなこ
脂肪の摂取を控える
脂肪を多くとると皮脂の分泌が促され、ニキビができやすくなります。
したがって、脂肪の多い食べ物の取りすぎには注意しましょう。
脂肪を多く含む食材
ナッツ類
チョコレート
ケーキ
次項のストレスとも関係があります。
阿部はストレスが溜まるとチョコレートをバリバリ食べてしまう傾向があり、
ストレス→チョコレート過剰摂取→ニキビ
こういう流れでニキビができます。
ストレス
ストレスが溜まると、防御反応としてコルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールと男性ホルモンは比例して増える関係にあり、したがって、ストレスが溜まると男性ホルモンが過剰になります。
男性ホルモンが皮脂分泌を促すため、結果としてニキビができやすくなります。